決して難しい話ではありません。考え方ひとつだということです。

ですので、裁くつもりもありませんし、冷静に受け容れながら話をしていこうと思います。

はっきりいえるのは、身体が部位が体幹が関節周囲などが

「固まったほうが、もろい」
「固まったほうが、伝わりが悪い」
「固まったほうが、バランスが悪い」


ということ。

本来は、伝わりが活かされる脱力の中で、
・最低限の無自覚な筋力が「うまく」使われるもの。
・身体を放任していても、身体や動きがやわらかくまとまって、逆らわずに動けてしまうもの。


しかし、、、体幹を注視したりするという試みが流行っています。つまりそれは、
始めから「力がある」「すでにある」のに、それをかき消して、また自分で動きを起こしている。ということ。
だから、バランスひとつとっても「意識」が強いられ、動作ひとつとっても意識や出力が強いられます。
正しく動けていれば、何なく動けてしまい、整ってしまうというのに。しかも「ロスなく」

深層筋深層筋、、、と言う前に、やるべきことがあるのでは???

というのが、素直な感想です。



ところで、、、、

当たり負け当たり勝ちも同様で、コアとか鍛えていても、やわらかそうな人に簡単に飛ばされていたり、そのやわらかそうな人を称して、、、「コアがしっかりしてるからだ」という解説です。これは以前指導していたアメフト選手も同じことを言っていました。実際彼は試合では、明らかに他選手と比べてやわらかさが際立っており、簡単に相手を飛ばしていました。

ちなみにうちは、「体幹???」「何それ???」とそんなのりです。

また、走る際の着地時の足首や、突きやパンチなどの手首は、ぐにゃぐにゃでちょうどいい、とトップ選手は声をそろえて言っています。だからしっかり伝わり、それでも保護されている、と。普段はエアロビクスのレッスンに入られることが多い、やわらかく動けるうちのクライアントも、たまたまダンスのレッスンに入られて、その道の専門から「やわらかいコアですね」と言われたぐらいです。

また、実際にパワーリフティングの大会でも感じたのですが、膝にきつめのサポーターのようなものを巻いてスクワット試技をほとんどの選手がしていました。しかし客観的にみて、美しくは見えませんでした。乱れている、というか。バランスが。でも、それでも、、、挙がってしまうのです。でも結果オーライ。ベルトも同じです。挙がりさえすればいい、、、のではないと思うのです。

これは同時にスポーツや日常なども当てはまりますが、
動作というのも本来、力で解決されればそれでいい、、、のではないはず。
こうして力み出力が熟練されるから、脳神経系が出来上がり、筋感覚にも敏感になるのでしょう。
その敏感さ、、、私にはとても疑問に感じます。本来必要なかった感覚かもしれませんし。。。



力が抜けているぐらいのほうが、明らかに動けるわけです。明らかに伝わるわけです。
ただ、抜き方の「巧い・下手」があるだけで。(重さになれるかどうか、の問題)

強化ではむしろその「抜く巧さ・抜ける巧さ」を磨くべきで、それがウエイトトレーニングであり
そこに熟練し、観念していき、どんどんすかっと動け、心地よく動けていく。
悪い力みにこそ敏感になるもの。そう身体が賢くなっていくもの。


しかも、そのウエイトトレーニングこそ、




関節周囲はくにゃっと感があるから、逆に正しく支えられ、正しくぶら下げられ、
そのままの状態で逆らわずに挙がっていくのです。最大限の伝わりが実現しているはずです。
しかも整っているので、負担も少ない。そういうものなのです。




それでも中心を固めれば末端が動けるから、、、否定はしません。そのとおりでしょう。
しかし、、、本来の伝わりが途切れた再スタートであること、など、
肝心な何かが欠落していることが歪めない、と私には感じるのです。

だから結局、入れ方ではなく、抜き方や伝わりではないか、、、ということ。



考え方もそれぞれですし、これが正解、というのがないのが、この世界だとは思います。
ただ、安全も確保され、効果的で合理的で実証もしてきました。
自分はこういう考え方でこういう方針だという「指標」を示してみたまでです。


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