これはかつてあるジムでアルバイトもしてたころ。トレーニングを頑張る一人のお客様が、パワーリフターである私に声をかけてきました。話題は「スクワット」について。そのスクワットにおいて、彼はこうおっしゃいました。

「はじめに腹筋背筋を鍛えておくと、スクワットがやりやすい」

私がこのあとその方にどう応えたか、は、最後に記述します。

その前に、こちらの動画。

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最初は私も、こんなこと、できっこありませんでした。
しかも上のほうの動画においては、軽いシャフトならできたのに、これぐらいの重さになると、
ある恐怖心が芽生えてしまったのを覚えています。(余裕そのものに見えてますけど:笑)

でも、どうしてできるようになったのか。
その経緯から先に説明します。

ところで、たとえばはじめてダンベルを持ったとき、マシンで慣れていたにも関わらずまったくぎこちなかったとき。はじめてバーベルを扱ったときに、うまくコンとロールできなかったり。このとき、多くの方は、こう感じるのではないでしょうか???私もかつて、そう感じてしまったひとりです。それは、、、

「力がないからだ」

私もこういう壁を感じました。そう、上の動画で感じた恐怖心とは、こういうことだったのです。
力の壁か~!!なんて、、、(笑)
でも、時間は掛かりましたが、、、それでも私は、ふと立ち返ったのです。

「乱れるから、力むのだ」と。

ようは、感覚や技術の問題であって、それでもだめならほんとうに体力かもしれないが、
まずはそこだろう。重りの受け方や力の拾い方だろう、と。
つまり、自分から逃げないようにしたのですね。

でもここで多くの方が、「力がないからだ」と「体幹トレーニング」に走ってしまうのでしょう。
でも、これって???でしょう。。。
考えてもみれば、、、鍛え方、あり方、心の持ち方としてどうなのか???

重りから技術を習得し、重りを受け、浮力を拾って動けます。
そして、しっかり重りに歩み寄ることで「負荷が最小源」になります。
このような技術的な部分や、信じる気持ちがあって、正しい体力ができてくる。私はそう感じます。
そして、その技術は、やはりできる人から学ぶべきだと思います。

さて、話を戻しましょう。
先ほどの「腹筋背筋を先に鍛えておけばスクワットがやりやすい」に対する私の応え。
だいたいこのように応えた記憶です。

「たしかに若い頃は、そのように考えていました。しかし自分は、重りに歩み寄ること、馴染むことで、腹筋背筋などすべての筋力に頼ることなく、いかに負荷を分散させ、いかに味方にするか。私はそのように挙げています。だからケガもしませんし、この体で重いものを挙げるのです。いかにして腹筋背筋に頼らずに挙げるか、私はそういう挙げ方をしています」

・・・・

乱れたものを、整えるために、調和を無視して固めることは、
手遅れとまでは言いませんが、乱れたものに、また別の乱れを起こしているわけですからね。
自分から逃げて、自分に負けて、良いことはないと思いますし、
本質というものは、そういうネガティブさにはないはずです。

・・・・・・・

これは動作全般にいえることで、
・中心を固めて末端を動かしやすく、、、、
・中心から連動させて動かそう、、、、
といったこれらも同じこと。逃げてるだけです。いえ、とても小さなこと。

だって本来は、浮く力を拾えるわけですから、高い部分から。そして骨ごと動くわけですから。

腕でいえば、高い部分が上腕(肩から肘)、低い部分が前腕。足でいえば、高い部分が大腿(ふともも)、低い部分が下腿(膝から下)。低い部分から浮けば、動きが窮屈になる。動かしやすい高い部分から浮いたほうが、大きく動かせます。しかも浮くわけですから、固めずしてキレ良し!ですからね。拾いきれないことを、別のこと(中心に代償)に責任転化させ、代償で動かすものではないと思います。またこの内容は、後日記事にしようと思います。


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