2015.11.18 やらない理由
先週、こちらの記事でもご紹介したように、以下の動画にあるような運動は、しませんし、させません。
まずはその動画を。

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動画の題名にもあるようなことが理由なのですが、
ただ、やって「害があるわけではありません」。
ただし、「害になる可能性が高い」というだけのこと。

うまく動けば、害はない、ということ。基本、「やってはいけない運動はない」というふうに考えています。
しかしそれは、「動作が伴って」のこと。
何も時間を割いてまでリスクを負わなくても、「その時間があるのなら・・・」ということです。

では、どうして「害になる」のか。そこを少しだけ見つめます。

・・・

私は休み休みながらではありますが、パワーリフティングをやっています。
体重59kg未満で、160kg以上のスクワットを試合で挙げます。
ここでリアルな話をしますね。

スクワットの試技で、いちばんきついと感じるときって、どの瞬間だと思われますか???
しゃがんでる最中???もっともしゃがみきった瞬間???たち上がるとき???
すべて、違います。

もっともきつい瞬間。それは、
ラックアップして、重たいそのバーベルを担いで一歩下がり、そこで静止し、
審判の「スクワット」のコールを聞くまでの間です。

勝手に先にしゃがんじゃうと、赤旗になります。コールを聞いてから動かなくてはいけないんです。

その「スクワ~ット!」というコールを待ってる間が、いちばんきついのです。

動いてしまえばじつは「すごくラク」で、重ささえも感じないぐらい、滑らかでスムーズで心地良いのです。
理由ですか???
重りの落下という「動」に自分も「動」として呼吸が合っているからです。

ですので、落下の呼吸に合っていないとき、おそろしくきつく、つらいのです。
それぐらい、静止というのは、むつかしいのです。
静止でさえも、落下、つまり「動」であるつづけることが大事。しかし、とても難解。

実際のトレー二ングでは、審判はいませんので、スクワットも長い静止がないので、良いリズムで動くことができます。ですが、そのリズムを犯して「ぐっと力んで立ち上がる」あるいは良さげに映るかもしれない「反射などのテクニックで上がろうとする」のは、結局誤ったリズムでしかなく、「そこでしか活きないフィジカル」「そういう使えないフィジカル」で終わることでしょう。

落下のリズムに合っていて、しかももっというと、そのポジションやバランス事態が、「揺らぎ」。
たまたまそこに来るだけのことであって、そこで固めてバランスを取るわけではありません。
「バーベルの真下」という最適なポジションへ、誘導されるのです。
操作したり固めたりするのではないのです。

そもそも、自転車が乗れているのは、そういうことで、力で解決するのではないでしょう。
乗れない間はがっちがちに入っていた力が、「そこ」に来ることで、すべてが不要になる感じ。
あえていうと、自転車を漕ぐときに、ペダルを足で踏んでいる人が多い。これも、「落下」が心にあれば、きっと漕ぎ方やリズムも変わってくるだろうに。。。

・・・・

さて、、、話を戻しましょう。。。

・・・・・・・・・

ですので、そこに自然にやってきて、しかも落下が伴う感じさえあれば、
何の運動をやっても間違いではありません。
ただそれだけのこと。ですが実際、動画のような運動をやる目的って、どんな感じですか???

ハイリスクを負ってまで、時間を裂くようなことを、うちはしないだけのこと。

ただ、動作の理解のために「利用」することはあります。
「そこに来ること」と「落下してること」の会得のために。
(その静止は動作の一部だ、と気づいていただく意味で)



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